当て潮と払い潮を理解することが、青物釣りの最短ルート
神島で青物を狙っていると、
「今日は魚がいる気がしない」
「周りも全然釣れていない」
そんな日が必ず出てきます。
その原因の多くは、**ルアーや腕ではなく“潮”**です。
特に重要なのが、
- 当て潮
- 払い潮
この2つの違いを理解できているかどうか。
神島のように地形変化がはっきりしている島では、この差がそのまま釣果差になります。
当て潮とは?|青物にとって“食事がしやすい潮”
当て潮とは、
沖から岸(手前)へ向かって潮が当たってくる状態のこと。
この潮がなぜ重要かというと、生物学的に非常に理にかなっているからです。
当て潮が作る状況
- 沖のプランクトンが岸に寄せられる
- プランクトンを追ってベイト(イワシ・カタクチ)が寄る
- ベイトが駆け上がりや浅場に追い込まれる
- 青物が“逃げ場のないベイト”を効率よく捕食できる
つまり当て潮は、
「深い → 浅い」方向にエサが集まる潮。
青物にとっては、
- 追い込みやすい
- 無駄な体力を使わず捕食できる
= 非常に釣りやすい状況になります。
神島×当て潮がハマる理由
神島には、当て潮が効いた時に真価を発揮する地形が揃っています。
神島の特徴的な地形
- 船道による明確な駆け上がり
- テトラ帯と砂地の境目
- 水深変化が急な外海向きの岸壁
当て潮が入ると、
これらの**地形変化が“壁”**になり、
ベイトが一気に溜まります。
結果として、
- ナブラが起きやすい
- 足元・テトラ際まで青物が寄る
- 遠投しなくても釣れる
という「神島らしい爆発力」が生まれます。
払い潮とは?|釣れないわけではないが難易度が上がる潮
一方で払い潮は、
岸から沖へ向かって潮が流れる状態。
この潮では何が起きるかというと、
- プランクトンが沖へ流される
- ベイトも沖へ散る
- 青物も自然と沖側へポジションを取る
つまり、
魚はいるが、岸からは届きにくい位置にいる状況になります。
払い潮の日に起きがちなミス
払い潮の日にありがちなのが、
- とにかく遠投すれば釣れると思ってしまう
- 同じ立ち位置で投げ続ける
- ベイトがいないと判断して移動しない
実際には、
- 潮のヨレ
- テトラ裏
- 船道の角
など、潮が一瞬でも当たる場所に魚が溜まることもありますが、
当て潮に比べると再現性は下がります。
釣行前にやるべきこと|潮流+風で立ち位置を決める
神島で安定して釣果を出す人は、
釣り場に着いてから考えていません。
釣行前に見るべきポイント
- 潮の向き(当てか払いか)
- 潮の強さ
- 風向き(追い風・向かい風)
例えば、
- 当て潮+向かい風 → 人はしんどいが魚は最高
- 払い潮+追い風 → ルアーは飛ぶが魚は遠い
こうした組み合わせを考慮して、
- 外海向きか
- 港内か
- テトラ帯か
を選ぶだけで、無駄なキャストが激減します。
生物学的に考えると釣りは一気に簡単になる
青物は気分で動いていません。
- エネルギーを使わず
- 効率よく
- 食べられる場所
に必ず集まります。
当て潮・払い潮を理解することは、
魚の行動原理を理解することそのもの。
この考え方は、
- 青物
- ヒラスズキ
- ヒラメ
- その他フィッシュイーター
すべてに共通します。
実はアジングにも効く考え方
この理論は大型魚だけの話ではありません。
- プランクトンが溜まる
- ベイトが寄る
- 小魚が集まる
この流れは、
アジ・メバル・カマスなどのライトゲームでも全く同じ。
神島でアジングが簡単に成立するのも、
この「潮×地形」が明確だからです。
Q&A|当て潮・払い潮と神島の青物釣り
Q1. 当て潮か払い潮かは、現地でどうやって判断すればいい?
A.
一番分かりやすいのは海面の流れとゴミ・泡の動きです。
沖から岸へ向かって泡やゴミが寄ってくれば当て潮、岸から沖へ流れていけば払い潮。
夜なら常夜灯の下の浮遊物の動きも参考になります。
Q2. 払い潮の日は青物は諦めた方がいい?
A.
完全に諦める必要はありませんが、難易度は確実に上がります。
払い潮の日は、
- 潮が一瞬当たる角
- テトラの裏
- 船道の曲がり
など、ピンポイント狙いが重要になります。
Q3. 神島で一番当て潮が効きやすい場所は?
A.
外海向きの堤防や、船道に沿った駆け上がりは特に効きやすいです。
当て潮が入ると、足元までベイトが寄り、
「遠投しなくても釣れる日」になります。
Q4. 風と潮、どっちを優先して考えればいい?
A.
基本は潮優先、次に風です。
ただし神島では、
- 向かい風+当て潮 → 人は厳しいが魚は最高
- 追い風+払い潮 → 投げやすいが魚は遠い
という逆転現象が起きやすいので、
楽さ=釣れるではないと考えるのが大切です。
Q5. 当て潮の日はどんなルアーが有利?
A.
当て潮ではベイトが溜まりやすいため、
- 巻きで使えるメタルジグ
- ブレードジグ
- ミノー
など、追わせて食わせるルアーが強いです。
足元・テトラ際まで引く意識も重要です。
Q6. この考え方は青物以外にも使える?
A.
はい、かなり使えます。
ヒラスズキ、ヒラメ、アジ、メバルなど、
**「ベイトを追う魚すべて」**に共通する考え方です。
特に神島では、潮と地形がはっきりしているため効果が出やすいです。
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まとめ|神島では“潮を読める人”が一番釣る
- 当て潮=岸にチャンスが来る
- 払い潮=沖にチャンスが逃げる
- 駆け上がり・船道・テトラはベイトの壁
- 潮+風+地形をセットで考える
神島は、
潮を理解した瞬間に世界が変わる釣り場。
ルアーを増やす前に、
キャスト数を増やす前に、
まずは「今日はどんな潮か?」を考える。
それだけで、
青物釣りは確実に一段レベルアップします。



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